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Founder's Message

A LETTER FROM THE FOUNDER

代 表 者 ご 挨 拶

このページを訪れてくださり、誠にありがとうございます。

取引先の皆様、関係団体の皆様、メディア関係者の皆様、そして私たちの仕事に関心を寄せてくださるすべての方々に、心より感謝申し上げます。

この場をお借りして、株式会社マリアールが歩んできた40年の道のりと、これからの私たちについて、私の言葉でお伝えさせていただきます。

Welcome

FROM THE FOUNDER

マリアールのホームページに

お越しいただいた皆様へ。

木野まり

株式会社マリアール

代表取締役 木 野 ま り

Founder & CEO

Mari Kino

1. CHAPTER ONE

第 一 章

1985年、札幌で始まったこと

1985年、私は札幌の街にひとつの小さなネイルサロンを開きました。当時、日本ではネイルという言葉さえほとんど知られておらず、サロンと呼べるお店も全国でほんの数えるほどしかありませんでした。

私は若い頃にアメリカへ渡り、ネイルの本場で技術を学び、ライセンスを取得してまいりました。指先を美しく整えるだけではない、人の手から生まれる芸術と、職業としての可能性に魅了され、これを日本にも伝えたいと願ったのです。

帰国当初、まわりの方々からは「日本ではネイルなど誰も求めていないよ」と言われました。確かに、当時の日本にはまだネイルを楽しむ文化も、職業として認める空気もありませんでした。それでも私は、いつかこの仕事が日本の女性の人生を支える日が来ると信じて、札幌に最初のサロンの扉を開きました。

翌年、お客様から「私にもネイルを教えてほしい」という声が次々と寄せられたことをきっかけに、同じ地でネイリスト技術者養成スクールを開校いたしました。日本のネイル教育の草創期、お手本とすべきカリキュラムも教科書もない時代に、私たちは「お客様にいただける本物の技術」を一つずつ言葉にしてカリキュラムを作りました。

誰も歩いたことのない道を、最初の一歩として踏み出した瞬間 ── それが、株式会社マリアールという会社のすべての原点です。

2. CHAPTER ONE

第 二 章

業界に「標準」を作ってきた40年

創業から40年。私たちが歩んできた道は、業界に「標準」を作り続けてきた歴史でした。

創業初期、アメリカから入ってきたスカルプチュアネイルは、現地で「ビーバーの尻尾」「アヒルの嘴」と呼ばれるような、平べったく分厚い不自然な爪が主流でした。日本人の繊細な感性には合わない ── そう感じた私は試行錯誤の末、Cカーブが綺麗に作れるネイルチップを発明し、特許を取得いたしました。発表当初は業界からの反発もありましたが、約十年後にアメリカの大手ブランドが追随。現在、JNA検定試験における「美しさの基準」がCカーブのある爪となっています。私たちが作った美の基準が、今日の日本のネイリスト全員の学びの礎になっていることに、深い感慨を覚えます。

技術だけではありません。『アイラッシュカール教科書』は、現在、美容学校で正式な教科書として採用されており、『JECAまつ毛エクステンション検定 マニュアル本』も、業界の検定取得者全員が学ぶ公式教材となっています。技術と教育、その両面から日本のネイル・アイラッシュ業界の標準を作り続けてきたこと ── それが私たちマリアールの歩みでございます。

そして2010年・2015年・2025年の3度にわたり、JNA日本ネイリスト協会より個人としての特別功労賞と、マリアールネイルアーティスト学院としての特別功労賞を、それぞれ受賞してまいりました。計6回(個人3回・学院3回)の受賞は、創成期から現在まで継続的に業界に貢献してきたことへの、業界からの何よりの評価と受け止めております。

3.   CHAPTER ONE

第 三章

技術と教育という、二つの責任

私たちマリアールは、美容教育事業とネイル&アイラッシュサロン事業という、二つの柱で歩んでまいりました。一見すると別々の事業のようですが、私の中ではこれらは深く結びついています。

サロンで実際にお客様にいただいた声を、教育に反映する。教育で次の世代を育てる。育った卒業生が、また新しいお客様に向き合う。「お客様の声」と「教えられる場」が常に循環していること ── これがマリアールの教育が40年支持されてきた理由だと考えております。

創業初期、巨人軍のピッチャーが札幌遠征の際にわざわざ私たちのサロンへお越しくださっていた時期がありました。フォークボールなどで爪を酷使するピッチャーの方は、爪が割れてしまうことが職業上の悩みでした。私たちは爪にグラスファイバーを貼る独自の強化技術を開発し、それは見た目にはまったくわからない仕上がりで、プロの試合に支障なく出場いただける仕上げをしておりました。当時、日本でこれができる場所はマリアールしかなかったのです。やがてその選手の奥様が「自分も技術を学びたい」と入学されました。これが、マリアールがサロンから教育機関へと発展した、ひとつの原点です。

現在も、サロンでは世界に一つの独自技術である巻き爪矯正を提供しております。ステラプレイス店だけで月に60名以上の方が、生まれつきの巻き爪を含む深刻な悩みを抱えてご来店くださっています。マリアール卒業生以外には継承されていないこの技術は、私たちの責任そのものです。

技術を磨き、それを教える ── この二つの責任を、私たちは40年、一日も忘れたことはありません。

4.   CHAPTER ONE

第 四章

これからのマリアール

AIが多くの仕事を代替する時代に入りました。しかし、こうした時代だからこそ、人の手と心が必要な仕事の価値は、これからますます高まっていくと、私は信じております。

ネイル、まつ毛、髪、肌 ── 人の身体に直接触れ、お客様の心を整え、特別な瞬間を彩る仕事は、機械に置き換えることはできません。むしろ、デジタル化が進めば進むほど、人と人とが直接ふれあう時間は、希少で貴重なものになっていきます。

私はJNA日本ネイリスト協会の常任本部認定講師として、またJECA(アイデザイナー認定機構)の副理事長 兼 講師会長として、業界団体の運営にも関わらせていただいております。マリアールという一企業の活動だけでなく、業界全体の発展と次世代の育成に責任を持つ立場として、これからも力を尽くしてまいります。

取引先の皆様、関係団体の皆様、メディア関係者の皆様、そして私たちと共に歩んでくださるすべての方々。マリアールは、これからも札幌から日本のネイル・アイラッシュ業界を支え、次の世代を育てる場所であり続けます。

私たちの物語は、まだ続きます。マリアールの物語も、これから先も続いていきます。その歩みのなかでお力添えを賜る機会がございましたら、心より感謝申し上げます。

With Gratitude

最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
ご質問やご相談がございましたら、いつでもお気軽にお問い合わせください。
皆様にお会いできる日を、心よりお待ちしております。

株式会社マリアール 代表取締役

木 野 ま り

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